南アルプス 大平山荘
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山荘とその周辺
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おおだいらさんそう」です。
地名の東大平(ひがしおおだいら)からとっています。漢字表記では同じになる山小屋や施設が他の地域にあるので、「南アルプス」と冠をつけていただけると区別できます。
事前にお客様を把握し準備をしますので予約をお願いします。山行のご予定やご宿泊の形態などをお決めのうえ、お電話にてお願いいたします。
山では食材も限られるため、お出しするお食事のメニューは山荘で決めさせていただきます。また、連泊のお客様には日替わりで変化をつけるように努めています。
個室はありません。大部屋でのご宿泊になります。場所はご宿泊の受け付けをされた際にご案内します。
水は入口よこの水場をご利用ください。仙丈ケ岳から湧き出る恵みの水です。飲用可。 お湯は有料でお分けしていますので、ご入用の向きはスタッフまでお願いします。
山荘正面の入口に向かって右手、山荘の庭をお進みください(下の車道ではありません)。その奥が藪沢・重幸(じゅうこう)新道の入口です。 しばらくは原生林の道ですが、藪沢の渡りからは沢に沿って登り、馬の背尾根を経て仙丈ケ岳へと続きます。
山荘まわりの電波状況は良くなく繋がりません。林道や登山道の展望のよいところで繋がるところはありますが、現状ではドコモだけのようです。
ご連絡等には衛星電話(有料)がありますので、管理人までお申し出ください。営業期間中、7:0018:00の時間帯でご利用できます。
当山荘まえにバス停はありませんが、この区間はフリー乗降ですので乗降できます。ただし混雑時や臨時便などの状況によっては乗降できないことがありますので、ご注意ください。 その際は北沢峠のバス停にお出でください。山荘から登山道を約15分です。
(長野県側林道バスのフリー乗降について、詳しくは伊那市林道バスの案内をご確認ください)
なお、広河原方面の林道バスをご利用の場合は、北沢峠のバス停にお出でください。当山荘まえを通るのは仙流荘・戸台口~北沢峠間の林道バスです。
山荘周辺は幕営禁止です。この山域では北沢峠から林道を山梨県側に10分ほどの北沢沿いにあるテント場のみが幕営可能な場所です。
この山域では原則禁止です。詳しくは伊那市のホームページをご覧ください。
登山ルート関連
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仙丈ケ岳・藪沢ルートの場合、上の小屋の水場で分けていただくことは可能と思いますが、渇水の時期には涸れる場合があるのでお持ちいただいた方が無難です。 様子はお問い合わせください。
尾根ルートおよび甲斐駒ケ岳方面は上に水場はありません。
上に小屋があるため、本沢の水は飲用には適さないとお考え下さい。必要な場合は小屋の水場で分けていただくことが基本です。
藪沢ルートは積雪期は通行禁止になりますが、通行できるようになる時期は残雪の状況次第のため毎年変動します。概ね7月下旬ころですが、前後しますので、状況はお問い合わせください。
通行できない場合は、尾根ルートをご利用ください。なお、どちらのルートも積雪や凍結がある時期ではアイゼンなど雪山装備が必要になる場合があります。
併せて事前にご確認ください。
迷いやすいところはありません。道や道標はしっかりしています。 ただし、沢沿いの道ですので、斜面での落石などは常にご注意ください。また、雪渓が残っていたら極力避けて夏道を通ってください。雪渓の中央部には絶対に入り込まないように。
北沢峠から駒津峰までは2つのルートがありますが、どちらをとっても時間的には大差ないので、通行に支障がなければお好みのルートをお選びください。 仙水峠経由は、沢沿いの道、ガレ場、駒津峰までの急登、と変化があります。双児山経由は、樹林帯が長く続きますが、距離的には若干短めです。 なお、駒津峰から先、山頂へは、やせ尾根の道となるので足元にご注意ください。更に、六方石から直登コースは岩場です。岩場に不慣れな方、不安のある方は摩利支天方向にトラバースする巻き道コースをお奨めします。
登山全般 ・ その他
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仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳ともに上部は森林限界を超えるため、晴れれば展望はよいですが、天候が崩れたとき、特に雷は注意が必要です。夏は朝晴れていても午後には崩れることが多いので、早発ちし極力午前中の行動をお奨めします。 気象予報などをよくご確認のうえ行動してください。
山荘の周辺ではいままでありませんが、地域全体では目撃されたことがあります。いままで被害はありませんが、遭遇する危険を避けるため熊ベルやラジオなどで存在を示すことは必要とお考えください。 当山荘でも熊ベルを販売しています。
熊に人間の食べ物などを学習させないためにも、ゴミや残り物は持ち帰るようにご協力をお願いします。
必要です。
付近の山はどこも3000m前後の高山で、1千メートル前後の高度差を往復しますので、個人差はありますが相当な時間を要します。また、なにかあったときの備えとして時間的余裕も必要です。 加えて、夏山は特に午後は天候が崩れる場合が多いですから、早発ち・早着きは必須です。
登山の所要時間は個人差が大きいのでなんとも言えませんが、往復される場合は夏山シーズンに運行される早朝便の林道バスのご利用をお奨めします。 また、目指す山にもよります。たとえば、甲斐駒ケ岳は仙丈ケ岳よりも標高は低いですが、時間は仙丈ケ岳よりもかかるので、より厳しくなります。 更に、山荘泊よりも出発時刻が遅くなるので、特に夏山では午後の天気にも注意が必要です。
午後3時頃までには山荘へ帰着できるようにご計画ください。
体力的にも時間的にも厳しくなるので、無理のない登山をお願いします。その意味でも、まずご宿泊のうえ、翌朝早発ちして登頂する行程をお奨めします。
行動時間次第ですが、一般的には早発ちすれば可能です。 林道バスの最終便は、北沢峠発が午後3:304:00頃ですので、それに間に合うように余裕を持った時間配分をご計画ください。 林道バスは季節や曜日によって運行時刻が変わる場合があるので、時刻表をよくお確かめのうえ行動していただくようお願いします。
長野県側は登山道もありますが、時間的にも長いのであまりお奨めできません。 途中には渡渉もあり雪解け時期や雨後の増水時は渡れないこともあります。林道の場合は長野県側は仙流荘まで7~8時間かかります。山梨県側は広河原まででも3~4時間かかります。
(林道・登山道とも気象条件や工事等で通行止めになる場合があるため、ご計画にあたっては最新情報をご確認ください)
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